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ニッケ全日本テニス選手権84th
男子シングルス
3回戦
本村剛一 VS 伊藤竜馬
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●単品購入価格…有料会員:¥0(税込み) 無料会員:¥216(税込み)
●再生時間…45分33秒 ●ダウンロード可能時間…購入後 72時間 ●収録日…2009/11/01 |

本村が見せた最後の意地
伊藤竜馬(フリー)は三重県いなべ市出身、88年5月生まれの21歳。前回、08年の全日本選手権では、決勝戦で添田豪に競り負け、惜しくも準優勝。09年シーズンは、デビスカップ、ウズベキスタン戦で初の日本代表入りを果たし、全米オープン予選では本戦まであとひとつに迫るなど、この1年で大きく成長した。
対戦相手は、今大会で引退を表明している本村剛一(北日本物産)。千葉県習志野市出身、73年12月生まれの35歳だ。全日本選手権では、シングルスで4度、ダブルスでは3度チャンピオンに輝いている。デビスカップでの戦績はシングルス21勝16敗、ダブルス3勝1敗。長い間、日本男子テニスを牽引してきたプレーヤーだ。
前日の雨の影響で男子シングルス2回戦と3回戦が同日に行われ、両選手ともに、これがこの日2試合目のゲームとなった。若手とベテラン、日本男子テニスの新旧対決は、本村のサーブでスタート。お互いが手の内を読み合いながらの緊迫したロングラリーが続く。一球ごとに主導権を奪い合うストローク戦は見応え充分だ。
得意のサーブとフォアハンドを生かした展開で一気に決めたい伊藤だが、本村は持ち前の粘り強いテニスで伊藤へ傾く流れを食い止める。全日本出場14回、シングルスでは今回の出場選手のなかで最多の53勝を挙げている本村が、成長著しい伊藤を相手に最後の意地を見せた。
※ランキング、選手の年齢、所属先などは大会開催時ものです。 |
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