JTA テニス!オンライン | トップ選手のプレーをカラダにとりこめ!
森 稔詞 森 稔詞
もり としつぐ
1969年大阪生まれ。中学からテニスを始め、1992年亜細亜大学卒業と同時にプロ転向。91・92年インカレ連覇。同92年全日本選手権ダブルス優勝、94年全日本室内選手権シングルス優勝。全豪予選に2度挑戦。現在は亜細亜大学テニス部コーチとして、後進の指導にあたる。

 ボクは現役時代、全米オープンやウインブルドンのテレビ放送を録画したビデオを何度も何度も繰り返し見た。世界のトッププレーヤー達の戦いぶりに引き込まれ、感動しながらもたくさんのことを勉強した。
ポイントの流れ、ゲームの流れのなかで、こんなところで前に出て行くのか!?って、自分ではできないことをマッケンローやサンプラスがやって見せてくれて、その結果も見せてくれる。自分で失敗しなくても、失敗を見せてくれる。成功すればそれを自分の体験としてイメージにすり込む。


 ショットのイメージ、プレースタイルに共感できる選手が誰にでもいるはず。ボクは何度も ビデオを見て自分がコートに立っているように感じながら、松岡修造になりたい、エドバーグ のようにボレーしたいと思い、配球を、ポジショニングを、タッチを研究した。



 [JTA テニス!オンライン]は、いつでも、好きな時に、何度でも日本のトッププレーヤー達の試合運びやショットを見ることができる。テレビではなかなか見られない、体格も似ている身近な選手達が、自分の試合のリハーサルをしてくれていると考えて見てみよう。次に対戦する相手が左利きなら、右利きなら……、プレースタイルも似た選手のムービーを選んで見ながら作戦を立ててみる。
ポイントによっての攻め方、守り方、ミスの原因とその修正の方法などにも、たくさんのヒントがある。――ファーストセット5−4で30オール、自分が目標にしている選手はどんな心境で、どこにサーブを打ち込むのか……、狙い通り相手を追い出しても、ショートアングルでリターンがきたら……、フォアの深いところにドロップショットを打てば自分に時間ができるが、拾われたら……。――試合の映像の中には、さまざまな答えを見ることができる。


 テニスの歴史をひもといたり、過去の名選手の足跡を知ったり、そして、観戦を楽しんで、テニスを好きになることが大切。
――昨年のAIGオープンの男子ダブルス、貴男とブッチの決勝は、現場に行かれず見逃したので、[JTA テニス!オンライン]で見られたのはうれしかった。リターンゲームではリラックスできていてリターンミスもない、ふたりとも凄いプレーがたくさんあった。会場の興奮も伝わってくる。[JTA テニス!オンライン]には、ほかにもテニスファンとしても貴重な映像がたくさんある。
いまテニスをしている人にとっては、グランドスラムをテレビで見ることも大切だけど、日本のプレーヤーがどんな試合をしているのかを知ることは、有意義だし、おもしろい。

  これからテニスを始めるひとも、初心者にとっても、プレーを客観的に動画で見ることは、イメージのトレーニングにもなるし、知識としても吸収しやすい。
試合の進行、ルールなど、初歩的で人に聞けないようなことでも、試合の映像を見ていくうちに自然と身に付くと思う。

[JTA テニス!オンライン]で、日本のトップ選手達のセンスを、経験を、失敗を、成功を、イメージとして体の中に残して欲しい。